DIGITABLE 第91回勉強会レポート
DIGITABLE 第91 回勉強会レポート
2016年1月16日 於:江東区文化センター 第5研修室
参加者全員による“ライト二ングトーク”(各自3 分)
Photoshop 研究講座「ライティング」:平野正志講師
「フォトグラファーのためのUX デザイン」:白澤洋一会員
Digitable 基礎講座「Photoshop 総復習①ハイパス」:高木大輔講師
DIGITABLE 写真技術勉強会 https://www.digitable.info
平野正志講師
Photoshop 研究講座「ライティング」
スタジオでは自由に光をコントロールすることができる。
ポートレート用のライティングを比較した。
■ライティングの基本は「太陽は一つ」。光源を一灯のみ使用した基本のライティング手法を紹介した…
■顔の向きが正面でない場合、ライトとの位置によって効果が微妙に変化する。影の付け方によって立体感を増したり、顔を細く見せることができる… (N記)
参加者全員による“ライト二ングトーク”
NY会員:12月撮影会のスライドショー、お気に入りの音楽付で
IS会員:12月撮影会のスライドショー、記念写真を含め
EY会員:360度撮影装置、19・20 日に東京ドームシティで見本市に出展
IF会員:Adobe Bridgeによるスライドショー。水の長時間露光が印象的
YM会員:誕生した赤ちゃんが100日を向かえ、愛情あふれるポートレート
TMさん:メカニックデザイナー 大河原邦男氏の著作のプロフィール撮影報告
HTさん:風景撮影から動くもの(動体)に撮影興味が移ってきた
H 講師:自作写真集。枯れ花がモチーフ、ライトテーブル上で撮影
shirasy会員:GIFアニメーションを利用したスライドショー試作ソフトの実演
T講師:LEDビデオライトの活用法 静止画商品撮影にも好結果
「フォトグラファーのためのUX デザイン」
白澤洋一:DIGITABLE 正会員・博士(工学)
昨年11 月の九周年記念勉強会で伝えられなかった、白澤会員の講演を中心にした特別プログラムで勉強会を
行った。
UX とはユーザーエクスペリエンス の略で、製品・システム・サービスを使用する際の印象や体験を大切に考える、人が使うことを重視した概念だ。
デジタル化・インターネットの普及に伴い、写真・映像・テキストなど大量の情報が溢れている。だからこそ写真などの情報を見る・使う人を重視したアプローチについて考える必要があるということだ。
単独で鑑賞する明確な視覚メディアであった写真も、デジタルデバイスの発達により、時間的要素のあるメディアになりつつあるという指摘が印象的だった。 (N記)
DIGITABLE2015デジタルフォト基礎講座 第8回 高木大輔講師
「Photoshop の高度な編集機能①ハイパス」
Photoshop のハイパスは、画像の輪郭を検出して、その他の領域を中性色(50%グレー)にするフィルターだ。
検出される量が増えると輪郭はシャープになるが、その前に適用する画像の階調を反転しておくと、その逆の効果を適用することが出来る。
■ハイパスは検出された画像の輪郭をレリーフのようにして、重ねた画像をシャープにできる…
■ハイパスは対象画像の階調を反転してから適用すると、正反対のぼかし効果が得られる…
■被写界深度が浅い場合のシャープの調整や、美肌修正などの加工が必要な場合にお肌にだけぼかし効果が適用
されるなど、便利なツールだ… (N 記)
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