第59回勉強会レポート
2012年10月20日 於:森下文化センター 第四研修室
Digitable 基礎講座2012 第6回 「ピントの演出:ぼかし(レンズ)」:高木大輔講師
11月の六周年展を前に作品の仕上のヒントにもなればと…第二弾として、Photoshop CSのフィルタ効果にある「ぼかし(レンズ)」について解説した。
効果的なピントの演出により、作品に一味加えられれば…という狙いである。
■ぼかし(ガウス)と ぼかし(レンズ)
CSシリーズ以前は焦点となるオブジェクトを選択してマスクをかけ、マスク以外の部分を「ぼかし(ガウス)」などの効果を適用させることで、簡易的ボケ効果作り出していたが、選択範囲との境界での不自然さが生じやすく、さまざまなテクニックでカバーすることも必要だった。
CSシリーズから搭載された「ぼかし(レンズ)」では、カメラでの絞りを意識した調整方法となり、コツをつかめば簡単に比較的きれいな疑似レンズぼけ効果を作ることが出来る。
■「ぼかし(レンズ)」の調整作業の実際
奥行きを持った風景写真の場合極めて効果的な方法。
まずアルファーチャンネルを作り、単純な上下のグラデーションで塗る。
「ぼかしの焦点距離」が0だと、グラデ―ジョンマスクの一番濃い一番手前部分にピントがあって見える。
中間濃度の112に設定すると、中央部にピントがあった状態になる。
255に設定すれば、一番奥側にピントの合った状態となる。
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参加者全員による“ライト二ングトーク”
SY会員:ネットワークと親和性について
TE会員:山谷のマンション オーケストラ 丸い三日月
IF会員:大山千枚田 伊勢原彼岸花 荒崎海岸 覆い焼き
KM会員:来春竣工のつくば美術館 土浦でのスナップ撮影
NY会員:三郷プリント間での撮影会
IS会員:片貝海岸での撮影 スカイツリー俊工撮影
KT会員:大い阿多での夏のハス
MM会員:川崎民家園 火をたいて 水溜り
AY会員:プリーンタ―発色時の色の選び方 マゼンタ系、環境光
EY会員:ポートレートプロ☆
ST会員:レベル補正RGBバランス プリンタプロファイル
YA会員:合宿での撮影その他…
Photoshop 研究講座 「RAW現像の基本調整」 平野正志 講師
◎CS6 では両方の画像を同時にRAW現像で開く事が出来る
◎CS6 でちょうどよい程度と思われる画像を「自動処理」したもの、画像によって明るくも暗くも調整される。
一度自動調整してその後に露光量の調整を試みるのも一方法。
◎RAW 現像の中のカメラキャリブレーションの中に「処理」の項目があり、ここがRAW 現像のバージョン設定になる
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