2012年11月17日　於：江東区森下文化センター 第二研修室
（午後の部：公開記念勉強会　後半-1）

SILKYPIX によるRAW 現像セミナー：
市川ソフトラボラトリー 横山 崇 / 大堀 真一 講師

SILKYPIX は市川ソフトラボラトリーによる純国産のRAW 現像ソフトで、使いやすさと美しい仕上がりには定評がある。非破壊編集主義が採用され、SILKYPIX 上で行われる編集作業は全てパラメータファイルに記録され、元のRAW データには一切変更を加えないのはRAW ソフト共通の特徴だ。しかもJPEG やTIF データに対してもほぼ同様の感覚で、調整、処理が行える。（画像処理そのものはもちろんRAW に比べれば劣化が目立ち、調整幅も少ない）現像を実行したTIFF やJPEG の出力ファイルは、作業が加えられて保存されるが、オリジナルの編集パラメータ付きRAW データはそのまま残される。
Pro では二画面表示が採用され、補正前後が比較しながら調整作業できるようになった。またノイズ、偽色抑制等にも様々な改良が図られている。色温度操作のカギは、色温度よりむしろ色偏差に負うところが大きい。元のRAW画像だが、通常の調整作業が14bit圧縮RAWで充分だが、補正範囲が来分けて大きい場合は向圧縮RAWを選択した方がいいだろう。…（後略）

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