DIGITABLE 第85 回勉強会レポート
DIGITABLE 第85 回勉強会レポート
2015 年5 月16 日 於:江東区文化センター 第3 研修室
11 月の展覧会会場にもなる江東区文化センターの展示ロビー
Digitable 基礎講座「Photoshop での明るさ調整」:高木大輔講師
参加者全員による“ライト二ングトーク”(持ち時間4 分)
Photoshop 研究講座「ニコンD ライティング」:平野正志講師
DIGITABLE 写真技術勉強会(HOME) https://www.digitable.info
DIGITABLE2015 デジタルフォト基礎講座 第2 回 高木大輔講師
「Photoshop での明るさ調整」
JPEG やTIFF データからの明るさの調整方法の基本をおさらいした。
■” 明るさの正しい概念” をつかむために、カラー画像をモノクロ画像に置き換えていた。
カラー写真の濃淡を感覚的なイメージではなく” 数値”として認識することで、明るさの概念を共有することができるだろう。
情報パレットから表示できるヒストグラムを見ることで、画像全体の明るさの分布を一目で確認することが重要だ。
■ Photoshop の調整レイヤーで明るさを調節するには「明るさ・コントラスト」「レベル補正」「トーンカーブ」「露光量」の4つの方法がある。
逆光で黒くつぶれてしまった写真画像の補正で、「明るさ・コントラスト」以外の仕上がりを比較している。
今回の比較では、通常の適正露出の概念を超えるほどの大きな補正を行った場合、レベル補正が優位のようだ。
■「平均化(イコライズ)」は、明るさのレベルの範囲全体を均等に再分布するものだが、作品作りにもいろいろ応用がきくようだ。
参加者全員による“ライトニングトーク”
EY会員:4 × 5 や8×10 の蛇腹の修理をアクリルスプレーで解決
HYさん:ビジター参加。花や日常での作品がベース
MK会員:iPad で出席管理。いろいろ応用を開発中。コンサートチラシも
IS会員:横浜撮影会でコンデジ動画を披露
NY会員:遺影写真の制作レポート
IF会員:横浜撮影会での試作をシルバーエフェクツのモノクロで
TN会員:小動物をターゲットにした赤外リモート装置を開発中
KM会員:地元の小学校の桜。樹齢120 年の古木と小学生の行事
WE会員:出版しているオピニオン・プラスの報告(今月の一枚に掲載)
AY会員:CameraRAW の明瞭度のデータ解析について。イコライズも今後研究とのこと
Photoshop 研究講座 平野正志講師
「アクティーブD ライティング」
ニコンのデジタル一眼には「アクティーブDライティング」という撮影時に「ハイライト部の白飛びを抑え、暗部の黒つぶれを軽減する」設定がある。
D800 とD300 の2 台のカメラを使用していろいろな条件で比較をしてみた。
撮影条件やファイル形式によって効果は様々だが、展開ソフトの表示には違いが若干あるようだ・・・
今月の1 枚:女性の活躍に焦点をあてた雑誌、オピニオン・プラス
視点のユニークな季刊誌だ
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