DIGITABLE 第61回勉強会レポート

2013年1月19日 於:江東区森下文化センター 第四研修室

Digitable 基礎講座 「人物(NUDE)における調整と特殊表現」:高木大輔 講師

年末の撮影会はモデルの肌色が浮き立つよう黒バックをベースに行われた。しかし大人数による撮影会であること、被写体とバックの距離が近いことなどから 、黒バックのしまりが必ずしも充分ではなかった部分もあった。今回はまず第一にこうした撮影会等でのライティングをカバーする調整方法について、またこのNUDE作品としての表現方法について考えてみた。
■特定色域の選択での調整
■特殊効果①照明効果
(注:今月はネット上で作例の公開はいたしません)

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参加者全員による“ライト二ングトーク”

(各自持ち時間5 分)
TD講師:90年代のアナログでのNUDE合成作品の苦労
NY会員:年末撮影会の作品発表、カラー版
YA会員:グァム旅行の報告 私設NUDE作品
KT会員:土浦での展覧会報告
AY会員:年末撮影会の作品発表、モノクロ版
WEさん:D800のファインダーと実画面のピントの問題
SY会員:DIGITABLE Exciteの動画をサイトにアップ 歩きながらのブレをYouTube上でソフト処理
IS会員:iPadとFacebook開始の顛末
EY会員:NUDE作品のモノクロ印画紙テスト
IF会員:大量撮影でBridgeのキャッシュでPCがダウン
HRさん:自己紹介 D300でデジタルを始めた
HM講師:Bruce Davidsonの写真集「SUBWAY」の紹介と自作写真集61号:密なものと素材がテーマ

Photoshop 研究講座「カラーサンプラ」:平野正志 講師

G チャンネルを中心にグレーバランスを整えるツールとして、カラーサンプラーを検証した。カラーサンプラーは必要な位置にポイントを4つまで設置できる。スポイトはあまり小さなサイズだと同じチャートの隣接するピクセルの中でも微妙に色が違い、数値が違うので少し大きめの「5 ピクセル四方の平均」とする。
CS6では、RAW現像画面中でカラーサンプラーを設定することができる。通常のトーンカーブなどでの設定ポイントの数が4 つなのに対して、ここでは、9箇所設定可能で、RGBの情報を表示できる。
色調調整は各ポイントを選ぶというより、全体でバランスを見たほうがよさそうだ。グレーポイントなどが無い画像の場合には、別の方法での色調調整がよさそうともいえる。

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